|
基本領域は20科名。 2007. 5. 24 依然として謝礼金(品)の習慣はまだあるんだなぁと感じました。 厚生労働省は23日、長期入院する高齢者向けの施設「療養病床」の削減策の一環として、原則社会福祉法人や自治体にしか認めていない特別養護老人ホーム(特養)の設置を、新たに医療法人にも認める規制緩和策を与党に伝えた。来年の通常国会に老人福祉法などの改正案を提出する。 削減する療養病床の受け皿の一つとして、厚労省は特養を増設する方針だが、設置規制により療養病床を抱える医療法人がそのまま特養に衣替えすることができず、転換は進んでいない。 同省は既に医療法人による有料老人ホームや高齢者専用賃貸住宅の経営を認める規制緩和を打ち出しており、特養の設置も含め6月にまとめる「療養病床転換支援策」に盛り込む。【吉田啓志】 毎日新聞 2007年5月23日 19時42分 厚生労働省は、患者が医療機関を受診する際、自分の病気にどの診療科が当てはまるのかが現状では分かりにくいとして、診療科の表記の仕方を抜本的に見直す方針を固めた。 表記見直しの理由として、患者が医療機関を受診する際、基本的な診療科と専門性の高い診療科が混在し、「『内科』と『胃腸科』のどちらにかかればいいのかわからない」などの声が患者から出ていたため。 厚生労働省は、「医療・介護サービスの質向上・効率化プログラム」を発表した。その中で2009年度中に8割以上、2010年度中にすべてのレセプトの電子化を目指すとのことです。 「働き続けられるプログラムは?」「疲れをやりがい感に変えていける教育って?」。各病院の看護部長や師長らが対策を話し合う。「学生が悪いのではないが、技術を持たないまま出てきている」。鳥取赤十字病院の看護部長、村上一枝は現状を憂える。 約三千時間。村上らベテランが看護学生だったころの実習時間数だ。新カリキュラムは三分の一ほどの千三十五時間。「看護学という学問が確立され、大卒の子も増えて考える力はある。でも吸引すらできない子がいる」 鳥取大学医学部付属病院の看護師大量採用に対する県内の病院からの批判に、同病院は理解を訴える。 厚生労働省は小児科、産科の医師不足問題に対応するため、両科に関連する診療報酬を2008年度の改定で引き上げる検討を始める。加えて再就職を希望する女性医師を登録した「人材バンク」を各地につくり、小児科・産科医が不足する病院への就労を促す。地方の医師不足解消のため、都市部などで院長になる要件に「へき地での診療経験」を含めることも検討。問題解消に向けた総合対策づくりに着手する。(朝日新聞) 厚生労働省は9日、慢性病のお年寄りが長期入院する療養病床を11年度末までに6割減らし15万床とする削減計画について、今年秋に削減幅を緩和する方針を固めた。医療機関などに削減する病床の受け皿となる老人保健施設への転換を促しているが、思うように進んでいないため軌道修正もやむを得ないと判断した。修正幅に関しては、終末期の高齢者が滞在できる新型の老健施設を認めるなど受け皿の幅を広げ、3万床程度にとどめたい考えだ。 しかし、療養病床の入院者の主な移転先として想定した老健施設は、病院から自宅療養に移る前の一時入所施設の位置付け。療養病床を抱える医療機関は経営上の不安感などから老健施設への転換に難色を示している。このため、療養病床数は06年末現在でピーク時から3万床減の35万床にとどまっており、削減計画の達成が困難視されている。 こうした事情に加え、厚労省は療養病床のうち、在宅復帰を促す回復期リハビリ病床(2万床)について「増やした方が医療費の抑制につながる」と判断。同病床を削減計画の対象から外して増床し、療養病床全体の削減幅を緩和する方針に転じた。 ただ、計画の修正幅については最小限にとどめる考えで、老健施設に、看護師配置基準(現行は入所者100人に対し9人)や介護報酬を手厚くした永住タイプの新型を認め、療養病床の代替機能を高める。
2007年05月09日12時30分 介護福祉士とは別に、准介護福祉士という新たな資格が誕生する見通しになった。背景には、フィリピン人介護者の受け入れ促進との判断もある。 日医総研が医療提供体制の国際比較を発表していました。 日本の対GDP比総医療費支出
厚生労働省は、専門分野に偏らない総合的な診療能力のある医師を増やすため、新たな診療科として「総合科」を創設する方針を決めた。 能力のある医師を国が「総合科医」として認定する仕組みを整える。初期診療は総合科医が行い、必要に応じて専門の診療科に患者を振り分ける2段階方式を定着させることで、医療の効率化を図り、勤務医の労働環境の改善にもつなげる狙いがある。日本医師会にも協力を求め、5月にも具体策の検討に入り、早ければ来年度中にもスタートさせる。 総合科は、「熱がある」「動悸や息切れがする」「血圧も高い」など一般的な症状の患者の訴えを聞き、適切に治療したり、専門医に振り分けたりする診療科を指す。同省では、開業医の多くが総合科医となり、いつでも連絡がつくかかりつけの医師として、地域医療を支える存在となることを期待している。 医師が自由に看板を掲げられる内科、外科、皮膚科などの一般診療科とは区別し、総合科医を名乗るには、同省の審議会の資格審査や研修を受けたうえで、厚労相の許可を受けなければならない。国が技量にお墨付きを与えるこうした診療科は、これまで麻酔科しかなかった。 日本の医療現場はこれまで、開業医と、24時間対応で入院と専門治療に当たる病院との役割分担があいまいだった。このため、胸の痛みやめまいなどを感じた患者が、どの医療機関にかかるか迷った末、大事を取って専門性の高い病院に集中。軽症患者から救急患者まで多数が押し寄せる病院では、医師の勤務状況が悪化し、勤務医の退職が相次ぐ一因にもなっていた。 同省では、総合科導入を「医療提供体制を改革する切り札」と位置づけており、5月にも医道審議会の専門部会で議論に入る。将来的には、診療報酬上の点数を手厚くすることも視野に入れる。 能力の高い総合科医が増えれば、初診の患者が安心して総合科を訪れるようになり、「3時間待ちの3分診療」と言われた病院の混雑緩和にも役立つ。例えば、疲労を訴える高齢者が総合科を受診した場合、高血圧など基本的な症状の改善は同科で行い、心臓などに深刻な症状が見つかれば、速やかに専門医につなぐ仕組みを想定している。 厚労省とは別に、今月から「総合医制度」の具体的な検討に入っていた日本医師会も、総合的な診療能力のある医師の養成で同省に協力していくことを確認。総合科の創設についても、「患者が求める方向であり、異論はない」としている。 |
|事業内容|会社情報|お問い合わせ| |サイトマップ|サイトのご利用について|個人情報の保護について| |