日医総研が医療提供体制の国際比較を発表していました。
「OECD Health data 2006」との比較
日本の対GDP比総医療費支出
2004年は30か国中21位。
1人当たりGDPと1人当たり総医療費支出
1人当たりGDPが平均以上でありながら、1人当たり総医療費支出が平均以下なのは、日本、イギリス、フィンランドの3か国のみ。
1人当たりGDPと人口1,000人当たり医師数
日本の1,000人当たり医師数は、1人当たりGDPが平均以上の国の中で、最下位。
1人当たりGDPと1,000人当たり看護職員数
日本は、1000人当たりの看護職員数では平均以上。
高齢化率と1,000人当たり看護職員数
日本は、人口当たり看護職員数に関しては、高齢化に対応した供給が実現している。
1人当たりGDPと1床当たり総医療費支出
日本は、1人当たりGDPが1万5,000ドル以下のグループの水準をわずかに上回るレベル。
高齢化率と1床当たり総医療費支出
日本は、高齢化が進んでいるが、1床当たり総医療費支出は、低い水準のまま、横ばいで推移している。