毎日新聞によれば、厚生労働省が今年5月に公表した基本診療科名を38から26に4割削減する見直し案について、同省が白紙撤回していたことが分かったとのこと。これは削減される診療科の学会が反発したことが理由のようです。 もともと厚生労働省は、わかりやすい診療科表記を求めて行おうとした施策。そのために診療科名を基本的なものだけにして、専門的な診療科名は、基本診療科の下に自由に書き込めるようにするというものであった。 何か医師という学会の既得権益に振り回され、患者・生活者の視点からはずれているような気がします。