愛知県の医師不足対策の一つとして、女性医師の活用に着目し、活用の一法としてワークシェアリングの運用について検討する主旨で、「女性医師のためのワークシェアリングモデル報告書作成事業」が立ち上がり、委託先として名古屋第二赤十字病院が請け負うことになりました。
　当社は、名古屋第二赤十字病院からの要請で報告書編集に携わり、この度当該報告書が完成しました。
　報告書は、昨今メディアで取り上げられている医師不足と医療崩壊の現状について考察、その対策のひとつとして名古屋第二赤十字病院独自の女性医師のワークシェアリング運営状況全般について報告されています。
モデルとなった診療科は麻酔科です。医局人事に依存しきれない昨今、この取り組みは手術件数が多く疲弊している麻酔科各医師の負担軽減に貢献していると考えられます。
なお、仕事と子育てを両立した麻酔科部長により生まれたこのシステムは、出産を機に退職した女性医師にとってもまた、救いの手となりました。
　報告書といっても、堅苦しくなく、医師不足問題に関心のある方ならどなたでも読みやすくわかりやすい体裁・文面に仕上げましたので、ぜひご覧いただければと思います。
　入手方法は、愛知県に問い合わせていただくか、愛知県のホームページの報道発表資料にリンクされる予定ですのでダウンロードするなどで可能です。

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