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HIP病院広報塾
組織に「かたち」を与える技術

HIPでは、その「かたち」を与える技術として、CI(Corporate Identity)という技法を利用します。

では、CIとは何か?
組織の存在意義を明らかにする活動と位置付けております。
残念なことに、先発で実施された、一時流行した、マークやロゴを作る活動と、理解される向きが多いようですが、私どもはこの考え方と一線を画します。

では、HIPの考えるCIの実際を具体的に紹介します。

まずネーミングの見直し。
名は体を表すと申しますが、本来、事業目的があり、理念があり、ビジョン、そして戦略があった場合、それがすべて合わさったモノとして、名前というものがあると思います。
そこにどういう名前を与えるか、それはとても重要なことです。残念ながら日本にあるほとんどの病院が、まだ現段階としては、個人名+病院・型ですね。
しかし、これからということを考えたときに、やはり、病院には公共性が求められてくる。そういった観点から考えると、本来あるべき姿は、領域+目的+地域。例えば、大阪南・ガン・撲滅病院みたいなタイプの方が解りやすいように思います(但し、認められる名前ではないですが)。
まだHIPとしては、ネーミングに着手したことはありません。ただ、馬場記念病院が医療法人ペガサスという名前をもったこと、これは一つの先行事例ではないかと思います。

次に、ビジョンブックです。
これは内外ともにというのが前提ですが、まず職員です。組織の構成員に、先ほどの組織の目的、ビジョン、戦略を正確に理解してもらう。そしてそれを日々、実践して貰う。それを目的に作るものです。
ですから、これは作ったら終わりというものではなく、利用しなければ意味がありません。
実は、馬場先生は、毎年、新入職員、職員を集めて、ビジョンブック・明日への指針で、ご本人自らレクチャーをしていらっしゃる。そういったものとしてご理解ください。

そして、シンボルマーク、コーポレートメッセージ。
組織活動のイメージを代替するものとして、考え方、ありようを具象化したものとして存在するものです。
ちなみに、馬場記念病院のコーポレートメッセージは、「まなざし、明日へ。」という言葉に表されています。

VIS=Visual Identity System、視覚整合です。
これは、どこから見ても、誰が見ても、その発信者がだれであるか、明確にわかるためのもの。そして、病院のすべての構成員が、それを再現しようとしたときに、比較的簡単に再現することができることをめざすものです。
意外にこれって、コストの削減に繋がるんですよ!

そして最後に、一番大事なもの、シンボリックアクション。
医療法人ペガサスの『つばさ』という冊子。これは何かというと、先程述べた組織のカタチ・事業目的、理念というものが、実際の行為現場で正しく実践されていく姿を、具体的に示すためのモノです。
今たまたま表現物を例に出していますが、表現することが目的ではなくて、行動することが目的です。『つばさ』を通して、ペガサスが具体的にどう実践しているのか、ペガサスデイを通じてそれを体感してもらう。または、東住吉森本病院において行われた「変わりますプロジェクト」、私たちは変わるんだということを、内外に宣言しつつ、具体的な活動に繋げる。そこに最も重要で、最も大きな意味があります。

こういったSTEPを踏むことで、先ほど与えたかたちというものを、具体的に周囲の方々に伝えていく。それが、HIPが考え、提案するCIです。

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